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▲TC-5(ヒプロメロース)
<旧局方名:ヒドロキシプロピルメチルセルロース>
フィルムコーティングは、1950年代に糖衣のアンダーコート用として開発され、その後、1970年代初めには新しい剤形としてフィルムコーティング錠が登場しました。以来、製剤の合理的処方を目指して、生産性の向上とコストの削減が検討され、さらに薬物のBioavailabilityが考慮されるようになり、いまやフィルムコーティング全盛時代を迎えるにいたっています。
TC-5はこうしたフィルムコーティング開発の初期の1963年に、ヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)をベースとして開発され、その後、継続した品質改良を重ねてまいりました。現在では、日本はもとより、広く世界で欠かすことのできない水溶性フィルムコーティング剤に成長しました。
TC-5は、「薬物との相互作用のない」「安定性に優れる」「非イオン性」といった特徴を備えるために、バインダーとしても最適な物質です。
また、近年、狂牛病の問題からゼラチンに代わるカプセル用の基剤としても使われています。
第15改正日本薬局方関連資料をご参照ください。
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